アジア最大級の食品・飲料展「フーデックスジャパン2016」が8日、千葉市の幕張メッセで始まった。愛媛県などでつくる県農商工連携展示会出展実行委員会もブースを設け、県内28事業者が一丸となって愛媛の食品をアピールしている。11日まで。
 日本能率協会などが主催し、国内外の約3200社が参加。県によると、中小事業者の販路拡大を支援しようと2012年から県ブースを出しており、毎回計約1億円の成約につながっているという。今回は昨夏に出展者を募り、事前に商談の研修会も開いた。
 県ブースではかんきつを使った酢や水産加工品、県産麦みそ仕立てのパスタソースなど各社が自慢の味を紹介。担当者は来場者に試食を勧めながら熱心に売り込んでいた。県職員も各商品をまとめた冊子を配り、後押しした。